19日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。終値は前日比257円62銭安の4万5045円81銭。午後の取引時間中に日銀が上場投資信託(ETF)の売却方針を発表。市場に流通する株式数が増加し、需給が緩むとの懸念が広がり、連日の取引時間中の最高値更新から一転、幅広い銘柄で売り注文が優勢となった。
前日終値からの下げ幅は一時800円を超え、節目の4万5000円を割り込む場面があった。
朝方は前日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇したことを好感した買い注文が先行。平均株価は一時500円超上げ、4万5800円台を付けて最高値を更新した。