自民党総裁選の5候補を招いた日本記者クラブ主催の討論会が24日午後、開かれた。物価高対策を含む経済政策や、今後の社会保障制度、連立枠組み拡大の在り方を巡り論戦を展開。東・南シナ海で威圧的行動を強める中国の動向や、ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえた外交・安全保障政策も議題になる見通しだ。
5候補は、小林鷹之元経済安全保障担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗前経済安保相(64)、小泉進次郎農相(44)。
討論会に先立ち5人は、昨年の衆院選での落選者らでつくる「躍進の会」の会合に個別に出席。次期衆院選を見据えた党の立て直し策などを説明した。