路線バスを乗り継いでの旅。テレビでも人気がありますが、路線がなく歩くという場面もしばしば発生します。このエリアならこれ!という定番の乗り継ぎルートも存在します。岐阜、愛知県境では、愛知県一宮市から岐阜県各務原市川島地域を経由して岐阜市方面へ、というのが定石。ところが、このルートは9月30日限りで途切れることになりました。実際に一宮から笠松までの乗り継ぎを体験してきました。

岐阜、愛知県境越えの路線バスルートは、名鉄一宮駅・JR尾張一宮駅から川島までは名鉄バス。川島から岐阜方面へは岐阜バスの路線。
岐阜バスは、以前は名鉄岐阜・JR岐阜駅までの路線でしたが、利用者減などにより運行を終了。2022年4月からは名鉄名古屋本線の笠松駅を経由して松波総合病院(岐阜県笠松町)までの「笠松川島線」となりました。この笠松川島線も、9月30日限りで運行を終了します。
近年は全国的に、乗客減だけでなく運転士不足もバス路線廃止や減便の理由になっています。


名鉄一宮駅のバスターミナルから、10時46分発の川島行きの名鉄バスに乗ります。終点には...