関西大の宮本勝浩名誉教授は1日、米大リーグ、ドジャースにおける大谷翔平の今年の経済効果が約1302億8573万円に上るとの試算を発表した。地区優勝までの分析で、プレーオフ以降は試算に含まない。大谷は今季、自己最多の55本塁打を放ち、投手に復帰。「50本塁打、50盗塁」を達成した昨年の約1168億円を上回った。
ドジャースの観客動員数が球団史上初めて400万人に達し、球場などへの広告収入が100億円超に。大谷のスポンサー契約などからも分析して算出した。
宮本名誉教授は「空前絶後の金額になった。大谷選手の非常に大きな経済効果は、一人のアスリートの活躍結果であるというようなレベルのものではない」とした。