開票作業に当たる党員ら=4日午前9時40分、岐阜市薮田南、県自由民主会館

 自民党県連は4日、党総裁選での県内の党員・党友による投票結果を公表した。最多得票は新総裁に選ばれた高市早苗前経済安全保障担当相。県連の村下貴夫幹事長は「積極財政を掲げる高市さんには、物価高対策を一番に取り組み、地方のためにも景気回復を進めてほしい」と期待した。

 選挙権を得たのは2023、24年度の2年連続で党員・党友だった人で、県内では計2万9252人。投票総数は2万716票で投票率は70・82%となり、昨年9月の党総裁選と比べて2・7ポイント上昇した。開票の結果、高市氏は8002票(得票率38・8%)を集めてトップとなり、小泉進次郎農相が7085票(34・4%)で次点。林芳正官房長官が3854票(18・7%)で続いた。

 村下幹事長は...