2年連続センバツ切符を目指すV候補大垣日大、東海No.1右腕中京鈴木悠悟の快投に注目―。第78回秋季東海地区高校野球の組み合わせ抽選会が7日、名古屋市内で開かれ、岐阜県勢の初戦は、1位大垣日大は掛川西(静岡2位)×東邦(愛知3位)の勝者(19日・刈谷第2試合)、2位中京は常葉大菊川(静岡3位)(18日・パロマ瑞穂第2試合)、3位岐阜城北は津田学園(三重2位)(18日・刈谷第2試合)に決まった。第1試合は午前10時、第2試合は午後0時30分開始予定。(岐阜新聞デジタル独自記事です)

 

◆V候補聖隷クリストファー、中京と同ブロックに 大垣日大は決勝進出が有力

 大会は来春のセンバツ選考の重要な資料となり、東海枠は3。決勝進出ならセンバツ濃厚、ベスト4の場合は試合内容、地域性などが考慮される。

 このため、準決勝を勝ち抜くことが当面の目標。抽選は各県の1位と3位が同じ準決勝の山、2位がもう一つの山に入る。最大の注目はV候補の最大のライバルで、全国屈指の左腕高部陸擁する聖隷クリストファー(1位)と同じく高い戦力を誇る常葉大菊川(3位)の静岡勢がどちらの山に入るかだったが、岐阜2位の中京と同じ山に入った。中京は初戦が常葉大菊川、勝てば三重(三重1位)、準決勝では聖隷との戦いが予想され、厳しい組み合わせとなった。

 一方、大垣日大は2年連続のセンバツ切符が有望視される。この山の1位校は愛知の中京大中京だが、岐阜城北にも大いにチャンスがあり、準決勝で大垣日大との県大会のリベンジを狙う。

◆大垣日大、東海でも群を抜く投手四天王と打撃の破壊力

 大垣日大の強さは、〝四天王〟と並び称される4人の投手陣と高い打撃力。投打の総合力からすれば東海で群を抜くトップレベルにあり、...