自民党の高市早苗総裁は9日のNHK番組で、臨時国会で首相に就任すれば、直ちに経済対策の策定を指示する考えを示した。物価高対策の財源となる2025年度補正予算案編成に向けて「できるだけ早く取り組む」と述べた。総裁選で争った小泉進次郎農相や林芳正官房長官に関し「重要ポストで活躍してもらいたい」と語った。
ガソリン税の暫定税率廃止法案を臨時国会で成立させると強調。実際にガソリン価格が下がるまでは、基金を活用して補助をすると説明した。
自民派閥裏金事件に関係した萩生田光一氏の幹事長代行への起用を巡り「あえての起用で、党内へのメッセージだ。誰一人遊んでもらっては困る」と語った。