【ロンドン、ベルリン共同】パレスチナ自治区ガザで停戦合意が発効して一夜が明けた11日、ロンドン中心部でパレスチナへの連帯を示す大規模デモがあり、英メディアによると数万人が参加した。議会議事堂の大時計「ビッグベン」近くの道路を埋め、合意の履行継続や完全な和平実現を求めてシュプレヒコールを上げた。
ドイツのメディアによると、ベルリンの中心部でも約1万4千人がデモ行進し、ガザ攻撃で人道危機を招いたイスラエルや、イスラエル寄りの姿勢を取ってきたドイツ政府を非難するプラカードなどを掲げた。
デモは、イスラエル軍とイスラム組織ハマスが戦闘を始めた2023年10月7日から2年の節目に合わせて計画した。