ミャクミャクに感謝状を授与し、記念撮影に応じる石破首相。左は日本館の藤原紀香名誉館長、右は武藤経産相=13日午前、大阪市此花区の夢洲(代表撮影)

 石破茂首相は13日、大阪・関西万博の閉会式であいさつし、世界中の人が万博会場を訪れたとして「新しい日本の幕開けになり、地方創生にもつながった」と述べた。「愛くるしい姿で成功に導いた」として、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」に感謝状を授与したと明らかにした。

 万博では人工知能(AI)やヘルスケア、ロボットといった多様な分野で新たなテクノロジーが実践されたと指摘。各パビリオンでの展示内容を多くの来場者が楽しみ「わくわくする夢のような出会いの場になった」と振り返った。

 世界各国、国内の各地から特色ある文化、食や伝統産業の魅力が伝えられたとも強調した。