児童に立体錯視作品について解説する杉原厚吉さん(左から2人目)=高山市久々野町久々野、久々野小学校
鏡に映すと別の形に見える「変身立体」

 高山市出身で錯覚、錯視研究の第一人者である明治大研究特別教授の杉原厚吉さん(77)が15日、同市久々野町久々野の久々野小学校で授業を行い、全校児童142人が奥深く不思議な錯視の世界を体感した。

 杉原さんは「本当のことを知っても直らない 錯視の不思議な世界」をテーマに講演。「錯覚は...