男性が遭難した奥穂高岳の現場=15日午前6時20分、高山市奥飛騨温泉郷神坂(県警提供)

 岐阜県警高山署は15日、高山市奥飛騨温泉郷神坂の奥穂高岳(3190メートル)の山頂から南西約150メートルの岩場で、14日から動けなくなっていた登山者を県警ヘリで救助した、と発表した。低体温症の疑いがあるが、意識はあるという。

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 署によると、救助されたのはオーストラリア国籍のエンジニア男性(31)。男性は14日の日没近くから動けなくなり、穂高岳山荘の支配人を通じて県警本部に通報。同日午後11時52分に県北アルプス山岳遭難対策協議会の救助隊員が男性を発見し、現地でビバーク(野営)していた。