【クアラルンプール共同】茂木敏充外相は27日(日本時間同)、マレーシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議に出席した。金融や食料安全保障分野で、ASEAN側のニーズに合わせて日本が進める協力の意義を強調。共同声明を発表する予定だ。
茂木氏は会議の冒頭で「日本は地域の安定と繁栄に貢献し、自由で開かれたインド太平洋を推進していく」と訴えた。
ASEANプラス3は実務協力を話し合う枠組みで、会議には中国の李強首相、韓国の李在明大統領も参加。
日本は、高市早苗首相がトランプ米大統領の来日に備えてASEAN関連会議の日程の途中で帰国。茂木氏が代理を務める。






