大阪・関西万博の閉幕に伴い、大阪府警は27日、大阪市中央区の府警本部で会場警察隊の解散式を開いた。184日間に及ぶ会期中、約250人態勢で会場内の警備などを担った。岩下剛本部長は「世界的行事をやり遂げた。各部署に散らばってからもしっかりと役割を果たしてほしい」と述べた。
会場警察隊は今年2月から活動を開始。開幕した4月13日から10月13日の間、計979件の事件を取り扱い、うち万引や爆破予告など60件を逮捕、書類送検した。今月30日付で解散する。
難波大介隊長は「任務を完遂した隊員が誇らしい。知識や経験を脈々と伝承していきたい」とあいさつした。









