微細藻類を使った健康食品、化粧品の製造を手がけるマイクロアルジェコーポレーション(岐阜市曙町、竹中裕行社長)は、藻の「アシツキ」=写真=から抽出した成分を配合した化粧品の開発に乗り出した。色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑制する効果があるとして、化粧品原料への登録などを進めて来年中に製品の発売を目指す。

 同社は富山県の河川で採取したアシツキを人工培養している。2020年から玉川大学(東京都町田市)などとマウスを使った共同研究を行い、メラニン生成関連遺伝子の転写を抑制する効果が認められた。

 クリームや化粧落とし、ローションといった基礎化粧品の商品化に加え、化粧品原料としての販売も検討する。アシツキの仲間の藻は免疫機能の活性化などの働きがあるといい、サプリメントへの展開も視野に入れる。アシツキ関連商品のみで年間2千万円程度の売り上げを見込む。