世良公則さんが企画した実力派陶芸家の作品が並ぶ会場=多治見市市之倉町、市之倉さかづき美術館

 ミュージシャンの世良公則さんが、実力派陶芸家に声を掛けた展示会「世良公則feat.『AKATSUKI/暁坏(あかつき)』酒器展」が、岐阜県多治見市市之倉町の市之倉さかづき美術館で開かれている。美濃や九谷、常滑などの作家10人と世良さんの酒器計121点が並んでいる。24日まで。

 世良さんは2009年にNHKの「趣味悠々」で陶芸番組を担当し、同市の幸兵衛窯などを探訪。加藤亮太郎さんらと交流を持ち、自らも作陶をしながらグループ展や茶会を催してきた。今回は同美術館20周年を記念して9年ぶりに企画した。

 各陶産地の次世代を担う40代を中心にした実力派ぞろい。美濃からは加藤さんの織部のとっくりや新里明士さんのほたる手の杯が出された。他に繊細な赤絵や動物を表情豊かに描いた織部の杯もある。世良さんが手掛けた瀬戸黒や備前の杯も並び、陶芸ファンがじっくりと眺めていた。

 23日午後1時半、同3時半からは、世良さんと加藤さん、見附正康さん(石川県)によるトークセッションが行われる。申し込みは6日午前10時から同美術館、電話0572(24)5911で受け付ける。入場料4500円。