黄や赤に色づき、紅葉の見頃を迎えた木々=4日午後0時36分、高山市清見町楢谷、こもれび広場

 岐阜県郡上市八幡町と高山市清見町を結ぶ「飛騨美濃せせらぎ街道」沿いで、紅葉が見頃を迎えている。

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 木々が美しく色付いているのは、標高が最も高い西ウレ峠(1113メートル)付近。こもれび広場では、カエデやトチなどが黄や赤に色づき、車を降りて散策する観光客を楽しませている。

 ひだ清見観光協会によると、今年の紅葉は例年より1週間ほど遅れていたが、3日までの3連休で一気に冷え込みが強まり、葉の色づきが進んだという。

 20年ぶりに夫婦で訪れた男性(64)=岐阜市=は「ドライブが好きで、車で気軽に行けるところにこんなにきれいなスポットがあってうれしい」と話した。

 西ウレ峠付近の見頃は今週いっぱいだが、同街道は全長64キロで高低差が約500メートルあるため、紅葉が里へ下りてくるまでの間、長く楽しむことができるのが魅力。標高の低いところでは11月中旬まで紅葉を楽しめるという。