「2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」候補30語

 「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」の候補30語が5日発表され、「古古古米」「クマ被害」などが入った。選考委員会は「スポーツ関連の言葉が少ない珍しい年だった」としている。大賞は12月1日に発表する。

 「古古古米」はコメ価格の高騰を受けて政府が放出した備蓄米の呼び名の一種。値上がり関連では「物価高」や「トランプ関税」なども候補に入った。

 クマ対策として法改正により、自治体判断で市街地での銃猟が可能となったことを表す「緊急銃猟/クマ被害」や、四季が夏と冬に二極化しているとする「二季」といった環境・気象関連も挙がった。

 この他、米オープンAIが開発した「チャットGPT」の愛称「チャッピー」、男性ボーカルユニットの楽曲歌詞に出てくる「ビジュイイじゃん」などがノミネートされた。

 新語・流行語大賞は「現代用語の基礎知識」を発行する自由国民社が主催。今年から特別協賛社がユーキャンからT&D保険グループに変更された。