一部物質で発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を巡り、全国初となる公費での血液検査を実施した岡山県吉備中央町が、2〜18歳未満の希望者に対し年1回の検査を行う方針を固めたことが7日、町への取材で分かった。PFASが検出された浄水場の水を飲んだ人を対象とし、早ければ年明けから取りかかる。
これまでは次回検査について、初回から5年後としていた。18歳以上への検査についても前倒しする方針を決め、2回目を2027年度、3回目を30年度とする方向で検討している。
町保健課によると、次回の検査時期について前倒しを求める声が住民から多数寄せられていた。








