貝印株式会社
~俳優 小雪さんが洗練された和装で登壇!これまでにない新しいカミソリ2製品を初公開~

グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:遠藤 浩彰)は、11月8日(土)「いい刃の日」の前日11月7日(金)に、俳優の小雪さんをお迎えし、「いい刃の日」PRイベントを、観世能楽堂(東京都中央区銀座)にて開催しました。



「いい刃の日」PRイベントについて
グローバル刃物メーカーの貝印は、11月8日を「いい刃の日」とし、前日にPRイベントを開催。今年で8年目を迎え、能の700年の歴史を守りながら常識を打ち破る新しい挑戦、海外への発信も積極的に行う姿勢に貝印が共感し、2022年11月から公式スポンサーとして協賛している、観世能楽堂にて開催しました。

本イベントでは、貝印社長の遠藤浩彰から、貝印の理念体系図の発表や「野鍛冶承継プロジェクト」の紹介、インバウンド状況について紹介しました。さらに、2026年に発売予定の世界初のカミソリ2製品「なでそり」と「THOLL」の発表を行いました。

続いてのトークセッションでは、映画やドラマで多岐にわたる役柄を演じ、長きにわたり第一線で活躍されている女優の小雪さんをスペシャルゲストにお迎えして、普段の料理のこだわりや刃物との関わりについて、お話しいただきました。また、新商品の「なでそり」についても、事前にお試しいただいた感想などをお伺いしました。
「いい刃の日」 PRイベント 概要
・日時:2025年11日7日(金) 11:00~
・会場:観世能楽堂(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階)
・登壇者:貝印株式会社 代表取締役社長 兼 COO 遠藤浩彰
     小雪さん(俳優)
・内容:貝印株式会社 社長 遠藤浩彰 挨拶/会社概要/理念体系図の発表/
    野鍛冶承継プロジェクトの紹介/インバウンド状況ついて/新製品の発表/
    アイデアコンペの紹介/デザイン展の開催について/トークセッション(小雪さんご登壇)/
    フォトセッション/質疑応答(※代表質問形式)
貝印株式会社 代表取締役社長 兼 COO 遠藤浩彰 挨拶と企業取り組みについて
まず、社長の遠藤より「私たち貝印グループは、今年創業117年を迎えるグローバル刃物メーカーです。家庭用包丁やツメキリ、使い捨てカミソリなど、国内ではNo.1のシェアを持つ製品や、毎日の生活を支える刃物製品を多く世に送り出しています。昨年度、グループ連結売上562億円まで成長し、業績は順調に推移しています。
エリア別では海外が過半数を超える成長を遂げており、北米を中心に成長しています。KAIグループの特徴として刃物を軸として製品ポートフォリオが分散しており、安定的な成長実現につながっています。
これも、製品をご利用いただいているみなさまのご支援のおかげです。ありがとうございます。これからも真摯に製品を開発し、世界中のお客様により良い製品をお届けしてまいります。」と挨拶をしました。

その後、新体系図に関する発表や「野鍛冶承継プロジェクト」の紹介、インバウンド状況について紹介しました。

さらに、2026年に発表する世界初のカミソリ2製品「なでそり」と「THOLL」の発表を行いました。





▼発表内容 ※一部抜粋
・理念体系図に関する発表
2023年、創業115年を機にコーポレートミッションを改定しました。そしてこのたび、貝印の理念体系であるKAI Philosophyにこれまで大切にしてきた価値基準である、開発方針のDUPS3、人事方針のKAI FAMILY、創業の精神である「野鍛冶の精神」、「三つの感謝」を組み込み、社内外に対してよりKAIグループが何を目指す企業なのかを、体系的に理解いただけるようにいたしました。

・野鍛冶承継プロジェクト
野鍛冶承継プロジェクトは、世界三大刃物の街、関から失われつつある、野鍛冶の技と心を承継し、後世に残していく取り組みです。
具体的には、技術承継と文化継承を行なっています。
技術承継は鍛造鍛冶職人を育成するために、社員が育成施設に出向し、打刃物の技術を学んでいます。また、困難な伝統技法を用いた和包丁の量産化を目指しています。
文化継承は関市内の刀匠や刃物事業者の有志と貝印で「関鍛冶たたら実行委員会」を結成しました。岐阜県や関市、社団法人、奥出雲のたなべたたらの里にご協力いただき、2025年12月7日に関市内で刃物の原材料となる玉鋼を製鉄する、たたら製鉄の操業を予定しております。

・2026年発売予定の新製品1.「なでそり」
1つ目の新商品として、世界初のなでるようにそれるカミソリ「なでそり」を発表しました。近年のSNSの影響力拡大による剃毛処理の低年齢化や、大人と同じカミソリを子どもが使用することによる怪我、トラブルへの懸念などの状況を踏まえて、カミソリメーカーだからこそ「どんな人にも安心してカミソリを使ってほしい」という思いから、「なでそり」が誕生しました。

刃についている2種類の樹脂ガードにより、刃が肌に触れにくく、横滑りをしにくい安心な構造で、世界初※でどの方向に動かしてもそりやすく、なでるように毛の処理が可能です。また、従来のT字カミソリと異なり、シェービングフォームや泡立てた石鹸を使う必要がなく、肌をぬらさず何もつけずにそることができるため、いつでもどこでも、ふと気になった毛を整えられます。
※正多角形の開口の各辺に沿って複数の刃が互いに向かい合うように配置されているカミソリの構造
(特許第7710557号)





・2026年発売予定の新製品2.「THOLL」
2つ目の新商品として、世界初の替刃式5枚刃フルメタルレザーの「THOLL」を発表いたしました。「THOLL」は磁石でヘッドパーツが装着でき、プラスチック樹脂を一切使用していません。サステナビリティーと経済性を両立した、唯一無二のカミソリです。
ハンドルは耐久性に優れ、替刃式で長期間ご使用いただくことが可能です。
2026年3月に、まずは国際的なクラウドファンディングサービス、KickStarterで数量限定のテスト販売を予定しており、ニーズを見極めながら、今後の展開を検討してまいります。





本日より開催!コンセプトデザイン展示「切れ味とやさしさ展」を開催
最後に、特別展示「切れ味とやさしさ展」ー趣味と刃物ーについての紹介がありました。

「ミッションの「切れ味とやさしさ」を体現する、趣味と刃物をテーマにした、貝印デザイン部が考案するコンセプトデザインや、東北芸術工科大学と京都市立芸術大学の学生作品のほか、主催する帽子デザインコンテストの受賞作品も展示されます。
Shibuya Sakura Stage近くにお立ち寄りの際はぜひおいで下さい。 」とコメントしました。





■開催概要
・展示期間:2025年11月7日(金)~11月10日(月) 11:00~21:00
・会場  :Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found
      (東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)
・サイトURL:https://www.kai-group.com/fun/event/iiha2025/
小雪さん トークセッション
本イベントの開催を記念して、特別ゲストとして俳優の小雪さんに、爽やかで大人の魅力があふれる和装姿にてご登壇いただきトークセッションがスタート。

「私は普段から貝印さんの製品に大変お世話になっていて、そんな貝印さんの117周年という記念すべきイベントにお招きいただき大変光栄です。ありがとうございます。」とご挨拶いただきました。

まずはじめに“いい刃物”にまつわるエピソードについてお伺いしました。「母として、普段から使いやすい製品選びを心がけています。はさみや包丁などはもちろんのこと、栗カッターも貝印さんの製品で、知らず知らずのうちに我が家に馴染んでいる製品が多くて驚きました。また貝印さんの製品は、デザインや使いやすさに優しさを感じるものが多いなという印象です。」とお答えいただきました。

次に新製品「なでそり」を一足早くご使用いただいたことについては、「息子がちょうど毛の処理に悩んでいたので、お部屋にこっそりなでそりを置いておいたんです。そうしたら数日後、息子がなでそりで剃った腕を見せにきてくれたんです。思春期は特に、毛の処理を親に聞きにくい子も多いと思うのですが、親が教えていなくても直感的に、かつ親も安心して子供が使える良い商品だと実感しました。」とお話いただきました。

■フリップトーク「日常の刃物の一コマ」
続いて、11月8日“いい刃の日”にかけて、小雪さんの日常の刃物との一コマを2枚のお写真でご紹介いただきました。
1枚目:SELECT100 キッチンばさみ・ピーラー小雪さんからは「韓国に行った際、食材をハサミで切る場面が沢山あることが新鮮でした。自宅でも食材を手軽に好きなサイズに切ることができて欠かせません。ピーラーはデザインが気に入っています。自宅のキッチンのカラーをモノクロで統一しているのでとても馴染んでくれています。切れ味も、ジャガイモなどの大きい食材もスルスルと滑らかに切れるので重宝しています。」とエピソードを披露。
「料理は毎日するのですが、料理をしている時間は私自身にとってのメディテーションになっています。ピーラーを使って色々な食材の皮を一気に剝いて、出汁に使うことが多いのですが、どんな形やサイズのお野菜でもスムーズに切れるので愛用しています。」とコメントいただきました。





2枚目:関孫六 ダマスカス 包丁「子供が小さなころから大人と同じ包丁を使って、果物の皮剥きなどのお手伝いをしてもらっていました。最近では、子供たちからお肉料理のリクエストが多いので、熟れ過ぎた梨などの果物はお肉と一緒に煮込んで食卓に出しています。」とご自宅でのエピソードを披露。
「忙しい毎日の中でも、食材に向き合う時間と、その先の家族との食卓の時間を大切にしています。」と家族で過ごす時間へのこだわりをお話されました。





最後に、「貝印さんの商品は、なでそりのように見た目がかわいかったりスタイリッシュだったりするので、気づかないうちに貝印さんの商品を使っている方も中にはいらっしゃると思います。ぜひご自宅で探してみてください。今日は素敵な機会をいただけて光栄でした。」とコメントをいただき、「いい刃の日」PRイベントは幕を閉じました。
登壇者プロフィール
遠藤 浩彰 (えんどう ひろあき)貝印株式会社 および カイインダストリーズ株式会社 
代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)
2008年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、当社入社。
生産部門のカイインダストリーズ株式会社や海外関連会社KAI U.S.A. LTD.への
出向を経て14年帰任。国内営業本部と経営管理本部では副本部長、
グループの核となる経営戦略本部、マーケティング本部、研究開発本部の3部門にて本部長に歴任。
取締役 副社長就任を経て、2021年5月25日に貝印株式会社およびカイインダストリーズ株式会社
代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)に就任。





小雪さん俳優
1976年12月18日生まれ、神奈川県出身。
1995年から雑誌の専属モデルやショーで活躍し、1998年に俳優デビュー。
映画「ラスト・サムライ」「嗤う伊右衛門」「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「わたし出すわ」「信さん 炭坑町のセレナーデ」「杉原千畝」「桜色の風が咲く」などに出演。
ドラマでは「不毛地帯」「大貧乏」「トップリーグ」「全裸監督」「ブギウギ」「スカイキャッスル」「Dr.アシュラ」など多くの作品やCMに出演。





企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ