3月末に休館した千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館が所蔵していた印象派の画家モネの代表作「睡蓮」が18日までに、米ニューヨークでオークションにかけられ、4548万5千ドル(約70億円)で落札された。
オークションは競売会社クリスティーズが17日(日本時間18日)に開催し、同館は所蔵していた絵画や彫刻計8点を出品した。「睡蓮」の他は、シャガールの「ダヴィデ王の夢」が2651万ドル(約41億円)、ルノワールの「水浴する女」が1041万ドル(約16億円)、マティスの「肘掛椅子の裸婦」が678万5千ドル(約10億円)など。
DICが保有する作品384点のうち約280点を売却する方針。










