連休明け25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。

 午後5時現在は前週末比11銭円高ドル安の1ドル=156円62〜64銭。ユーロは39銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円48〜52銭。

 朝方は高市政権の財政拡張政策への懸念から、円を売ってドルを買う動きが先行。その後、国内輸出企業による実需や、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りがあった。

 市場では「売買の手がかりとなる材料が少なく、値動きは限定的だった」(外為ブローカー)との声があった。