閉じ込められた乗客の救助活動が行われた大阪府吹田市の商業施設「エキスポシティ」内の観覧車=26日午前2時30分
 観覧車に閉じ込められた乗客を救助する消防隊員=26日午前2時34分、大阪府吹田市
 閉じ込められた観覧車から救助され、消防隊員に毛布をかけられる乗客=26日午前2時42分、大阪府吹田市

 25日午後5時40分ごろ、大阪府吹田市の商業施設「エキスポシティ(EXPOCITY)」の観覧車「オオサカホイール」が落雷の影響で緊急停止した。運営会社や地元消防によると、停止時に利用していた乗客9組約20人がゴンドラ内に閉じ込められ、約9時間後に全員救助された。けが人はいないという。

 落雷で停電し、観覧車の動力システムが故障したことが原因とみられる。スタッフや消防隊員が観覧車を手動で回転させたり、はしご車で乗客を救出したりし、26日午前2時40分ごろに全員が外に出られた。

 オオサカホイールは最も高い部分で約123メートルあり「日本一の高さ」の観覧車だという。