東京写真記者協会(新聞、通信、放送など33社加盟)は25日、この1年の優れた報道写真に贈る各賞を発表し、朝日新聞の「シリア 絶望の収容所」が協会賞グランプリを受賞した。アサド政権が崩壊した中東シリアで、政権の強権支配を支えた秘密収容所の姿を明らかにした。
受賞作品を含む約300点の写真は「2025年報道写真展」で展示される。開催期間と場所は、12月10日〜22日が日本橋三越本店(東京都中央区)、12月27日〜来年1月5日(元日を除く)が銀座三越(東京都中央区)。来年1月10日〜4月19日が日本新聞博物館(横浜市中区、休館日を除く)。
他の主な受賞作は次の通り。
一般ニュース部門賞(国内)「名コンビ誕生!?日米首脳が米空母で演説」(毎日新聞)▽同部門賞(海外)「真夜中の避難 ロシアからの攻撃で火災」(共同通信)▽企画部門賞(国内)「国内最大級の山火事に襲われた岩手県大船渡市」(読売新聞)▽同部門賞(海外)「怒りと悲しみと歓喜と 独裁政権陥落のシリア」(毎日新聞)






