国土交通省は26日、青森県弘前市や新潟県長岡市などの豪雪地域8地区で、冬季の通学路の安全確保に向けた取り組みを今季から先行的に始めると発表した。地元関係者間で優先的に除雪が必要な歩道の区間を割り出すなどし、素早く作業するための連携を強化する。
局地的な大雪で通学時間までに歩道の除雪ができず、子どもたちが車道を通行する例が相次いでいることを踏まえた。
今後、道路を管理する国や自治体、学校関係者による調整会議を各地区に設置。現地を視察し、歩道への消雪パイプ設置などを検討する。
地域住民のボランティアによる除雪支援の在り方や、大雪時の国と自治体の相互支援体制も協議する。





