中国・天津でインドのモディ首相と会談したロシアのプーチン大統領(奥右)とラブロフ外相(同左)=9月1日(ロシア大統領府提供・タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は27日、ラブロフ外相が今月に入り、重要な会議や通常なら同席する首脳会議に出席しなかったのはプーチン氏の不興を買ったのが原因だとの臆測が上ったことについて「でたらめだ」と完全に否定した。訪問先のキルギスで記者団の質問に答えた。

 ラブロフ氏は今月5日と14日にそれぞれ開かれた安全保障会議や、12日のカザフスタンとの首脳会談に出席しなかった。25〜27日のプーチン氏のキルギス訪問にも同行しなかった。

 プーチン氏はキルギス訪問に同行しなかったラブロフ氏について「米国との交渉準備中で、彼には自身の予定がある」と語った。