九州電力川内原発を訪れ、要望を伝える鹿児島県薩摩川内市の田中良二市長=27日、薩摩川内市

 九州電力川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)は28日、運転開始から40年を迎え、20年の運転延長期間に入った。40年を超えて動く原発は、同原発の1号機と、いずれも関西電力の高浜原発1〜4号機(福井県高浜町)、美浜原発3号機(同県美浜町)に続いて全国では7基目となる。

 九電の西山勝社長は「引き続き安全性向上に取り組み、安全・安定運転を重ねていく」とのコメントを出した。

 川内原発1、2号機は2023年11月、原子力規制委員会から20年の運転延長が許可された。1号機は24年7月に延長期間に入った。