全国障害者スポーツ大会に出場した後藤比斗司さん(右)と平松薫さん(左)=大垣市役所

 10月に開かれた全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ」(滋賀県)に出場した、大垣市墨俣町の後藤比斗司さん(62)と平松薫さん(82)が市役所を訪れ、石田仁市長に結果報告をした。

 2人は身体障害の区分で出場。後藤さんは水泳の25メートル平泳ぎで金メダル、25メートル自由形で銀メダルを獲得。平松さんはフライングディスクの距離を競う「ディスタンス」で4位、的に当てる正確さを競う「アキュラシー5メートル」で5位に入った。

 後藤さんは「同じ競技に出場する仲間と食事などを通して交流し、皆でメダルを持って帰ろうと力が入った。たくさんの人に助けてもらっていると身に染みて思った」と話し、平松さんは「メダルを取れず悔しかったが、長野県の選手が『3年後に長野で開かれる大会でまた会おう』と言ってくれた」と語った。

 石田市長は「2人の努力はすごいものだと思う。これからもさらに頑張ってほしい」とたたえた。

(舩橋靖明)