人事院は18日、キャリア官僚と呼ばれる国家公務員総合職の2025年度秋採用試験に426人が合格したと発表した。前年度より41人少なく、倍率は13・9倍だった。秋の試験は、法律といった専門試験を課さず企画立案力などを問う「教養区分」で、申込者数は5914人と3年連続で過去最多を更新した。
合格者のうち女性は138人。出身大学別では東大が167人で最も多く、京大48人、早稲田大41人と続いた。
総合職試験は年2回で、春を含む25年度の合格者は201人減の2219人。このうち教養区分の合格者は全体の19・2%だった。来年度からは春試験にも教養区分を導入する。






