政府は26日、2026年度当初予算案を閣議決定した。デジタル関連は25年度当初比446億円増の5198億円。うち4990億円は、各省庁の情報システム整備・運用経費を一括で計上した。デジタル庁が実施する事業では、政府内の生成AI活用に向けた環境構築へ8千万円、マイナンバーの利活用促進に3億円を充てる。
体制強化に向け、人件費は26億円増の157億円を計上。常勤職員の定員を39人増やす。
同庁が整備、運用するシステムのサイバーセキュリティー対策にかかる経費として、1億3千万円を計上した。
マイナンバーを巡っては、カード取得者向けサイトの改善や、カード機能のスマートフォン搭載の普及拡大を図る。










