カボチャやピーマンの花をモチーフにしたピアス、柿の花と実をイメージしたピンバッジ-。イオンモール大垣(岐阜県大垣市外野)内の展示場「SDGsの森」で、野菜や果物の花と実を題材にした「つまみ細工」の展示会が開かれている。製作したのは、農作物や食への関心を育む活動に取り組む大垣市の市民団体「こびとの農園」。代表の多治見優美さん(30)は「普段食べている野菜や果物の花を見たことがある人はあまりいないはず。作品を通じて農作物の魅力が伝わるとうれしい」と話す。
団体は、岐阜大応用生物科学部の同級生だった多治見さんと津川祐多さん(31)が3月に立ち上げた。大学卒業後に農業現場と関わる仕事に就いた2人は、農家の担い手不足や消費者の...













