岐阜県と岐阜市は14日、県内39市町村などで新たに計691人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の木曜日(7日)から45人増え、5日連続で前週の同じ曜日を上回った。13日時点の病床使用率は30.9%となり、県独自の基準指標でレベル3相当に上がった。病床使用率が30%を超えるのは3月21日以来。感染者は累計7万6019人となった。

 13日時点の自宅療養者は3063人で、1カ月ぶりに3千人を超えた。県健康福祉部の堀裕行部長は「医療提供体制は直ちに逼迫(ひっぱく)する状況ではないが、保健所業務は厳しい状況が続いている」とし、新規感染者数が高い水準で推移していることを警戒する。

 クラスター(感染者集団)は新たに4件を公表。このうち関市の保育園では園児26人や職員8人、その家族7人の計41人の感染が判明した。大垣市の同じ高齢者福祉施設が運営するデイサービスと有料老人ホームでは、職員や利用者ら計28人の感染が確認された。可児市の放課後児童クラブで児童ら計29人、美濃加茂市の高校で運動部の生徒ら計16人の感染も分かった。

 既存のクラスターは11件で規模が拡大。うち中津川市の職場関連は、会食したメンバーらが6人増え、計39人となった。

 また県は、オミクロン株の派生型「BA.2」の感染を新たに22例確認したと明らかにした。県内では計94例となった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は218.52人。重症者は1人減ってゼロとなった。13日時点の陽性率は27.6%。