福井県の杉本達治前知事(63)がセクハラを認め辞職した問題で、県の依頼を受けた弁護士3人の特別調査委員は7日、記者会見で調査報告書を公表した。複数の女性職員に性的関係を求め、身体的特徴に言及するメッセージを約千通送信したほか、体を触るなどの行為を認定。セクハラに当たるとした。「被害感情は極めて厳しい」とし、ストーカー規制法や不同意わいせつの罪に抵触する可能性もあるとして「責任は重大」と断じた。
委員の河合健司弁護士は会見で、セクハラ行為は約20年にわたると明らかにした。同席した鷲頭美央副知事は「執拗かつ長期間にわたり、強い憤りを禁じ得ない」と批判。「被害を心からおわびする」と謝罪した。
昨年4月、外部窓口に女性職員が通報し問題が発覚。調査委員は最終的に通報者を含む4人から資料提出などの協力を得たという。
報告書によると、杉本氏は少なくとも4人の職員に「キスしちゃう」「無性に〇〇ちゃんを抱きしめたいよ」といった性的なメッセージを送信。「一切内緒で、墓場まで持っていってね」と口止めもしていた。











