総務省は12日、人工知能(AI)サービスを提供する企業や利用者に向けた指針「AI事業者ガイドライン」の改定案を公表した。「AIエージェント」や「フィジカルAI」といった新たな技術がもたらすリスクの抑制に向け、AIに全てを委ねずに「人間の判断を介在させる仕組み」の重要性を呼びかける内容で、3月末に正式版の発表を予定する。

 改定案では、AIエージェントを「環境を感知し自律的に行動するシステム」と定義し、最適な航空便の予約を自動で行うサービスがあると紹介した。フィジカルAIは「自律的に判断し、物理的な行動へとつなげるシステム」で、倉庫内で荷物を搬送するロボットなどを具体例に挙げた。