2026年度予算案は13日夜の衆院本会議で、与党の賛成多数により可決され、衆院を通過する見通しとなった。高市早苗首相が目指す月内成立のため、「数の力」を背景に採決を強行する与党に、野党は充実審議を求めて反発。午後の本会議では、野党提出の坂本哲志・衆院予算委員長(自民党)に対する解任決議案が与党の反対多数で否決された。これを受け、予算委は午後、締めくくり質疑を実施した。予算案は委員会採決後、夜の本会議に緊急上程する運びだ。
当初予算案の00年度分以降の予算委審議時間で比べると、07年度の66時間30分を下回り、最短となる見込み。解任決議案は、中道改革連合、参政、チームみらい、共産の4党が共同提出した。中道の伊佐進一氏は、坂本氏が職権を相次いで使い、質疑時間を大幅に短縮したと批判。採決では国民民主党も賛成した。
首相は予算委で、予算の月内成立に向けて改めて野党に協力を呼びかけた。質疑終局後、中道が中東情勢悪化に伴うエネルギー価格高騰対策を求める予算案の組み替え動議を提出する予定。





