麻疹ウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)

 全国の医療機関から2〜8日に報告された、はしかの患者数(速報値)は17人で、1月からの累計が100人になったと、国立健康危機管理研究機構が17日、明らかにした。昨年の同時期の22人を大幅に上回っている。

 はしかの原因となる「麻疹ウイルス」は感染力が非常に高く、空気感染で広がる。海外からの帰国者や訪日客により持ち込まれるケースのほか、渡航歴のない人の発症が報告されることもある。

 感染すると10日ほどで発熱やせき、鼻水などの風邪に似た症状や、発疹が出る。脳炎を起こす恐れもある。

 都道府県別で今年の累計数が最も多いのは東京都の19人。愛知18人、神奈川と新潟の10人と続いている。