水がない環境でも生き延びる昆虫「ネムリユスリカ」の細胞にショウジョウバエの嗅覚に関わる遺伝子を導入し、乾燥に強くにおいを検知できる細胞を作ったと、農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)などのチームが27日までに発表した。常温で保存や輸送ができ、病気の診断や食品の品質評価に使う「においセンサー」の開発を目指す。
アフリカの半乾燥地域にすむネムリユスリカの幼虫は、体の水分を3%以下にして「無代謝休眠状態」で乾期を過ごし、雨期に再び活動を始める。無代謝状態では高低温に強く、アルコールに漬けたり宇宙環境に長くさらしたりしても水を含めば“蘇生”するという。






