脳卒中などの後遺症で言語機能がうまく働かなくなる「失語症」のリハビリを支援するアプリを当事者が開発した。人工知能(AI)と会話の訓練ができる。「し(4)つ(2)ご(5)」の語呂合わせで「失語症の日」である25日、サービスの提供を開始する。
失語症は脳の損傷などが原因で「話す、聞く、読む、書く」といった言語機能が低下する。アプリ名は「スピーチリンク」。AIとの音声会話を通じ、話の流ちょうさや語彙の多様性などの評価を受けられる。利用は月1650円から。言語聴覚士による個別指導を受講できるプランもある。
開発したのは石渡達也さん(51)。IT企業のマーケティング担当などをしていた2020年に脳卒中で倒れ、右半身まひと失語症を患った。リハビリに励んだものの、人手不足といわれる言語聴覚士との訓練時間には限りがあり、もどかしさを感じていた。「もっと効率的な方法があるはず」とアプリでのリハビリを発案。IT企業時代の同僚に開発を協力してもらい、言語聴覚士からアドバイスを受けた。








