中道改革連合は11日、皇族数確保策を巡り検討本部の会合を開き、政府の有識者会議の主要2案を基本的に容認する取りまとめ案を了承した。女性皇族の配偶者と子の身分は「当事者のご意向など個別の事情を勘案し、適時適切に対応する」とし、付則の検討条項に定めることを求めた。衆参両院は全党派が出席する全体会議を15日に開く方向だ。

 有識者会議の皇族数確保策は(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分保持(2)皇統に属する男系男子の養子縁組を容認―の主要2案で構成される。与党に加え、国民民主、公明両党なども賛同する中、中道の対応が焦点の一つとなっている。

 中道の取りまとめ案は(1)を優先的な方策と位置付けた上で、現在の女性皇族は経過措置として、一定の配慮をすべきだとした。(2)は旧11宮家の男系男子を対象に養子縁組を認める一方、国民の理解を得るべく、要件と手続きは慎重な制度設計を行うよう要請した。