佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)のDNA型鑑定不正で、虚偽有印公文書作成・同行使と証拠隠滅の罪で在宅起訴された元科捜研法医第1係主査の冨永剛弘被告(43)は14日、弁護人を通じ「心底申し訳なく、反省しています」とのコメントを出した。

 弁護人によると、冨永被告は「鑑定の公平性、信頼性に疑念を抱かせてしまうような事態を引き起こしてしまった」とも語っている。弁護人は「動機や背景事情については、公判で明らかになると思う」としている。

 佐賀地検は今年2月、冨永被告について、2023年8月〜24年7月に虚偽の内容のワークシートを作成し、提出したとする罪のほか、24年2月〜25年2月に証拠を偽造したとする罪で在宅起訴した。