永井隆博士の没後75年を記念した企画展=18日、長崎市

 長崎原爆に遭いながら救護に尽力した医師の永井隆博士の没後75年を記念した企画展が、長崎純心大博物館(長崎市)で開かれている。自筆の書や絵画など66点を展示し、永井氏の生涯を振り返る。日曜日を除く6月5日まで。

 永井氏は、長崎大医学部の前身に当たる旧長崎医科大で勤務中に被爆して負傷し、妻の緑さんを亡くしながらも他の被爆者らの救護に取り組んだ。戦後は病床から著作を通じて平和への思いを訴え続け、1951年に白血病で亡くなった。

 同館によると、長崎純心大を運営する純心女子学園の初代学園長江角ヤス氏が、永井氏と同じ島根県出身で親交があったほか、緑さんは学園の関連校で教員を務めた時期があった。