【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は20日、イランとの戦闘終結に向けた合意を「急いでいない」と述べ、数日間は出方を見極める考えを示した。一方でイランからの回答は「100%良いものでなければならない」とも強調し、不十分であれば攻撃再開もあり得ると警告した。ワシントン郊外の空軍基地で記者団に語った。

 トランプ氏は20日、東部コネティカット州の沿岸警備隊士官学校の卒業式で演説し、米軍が任務を「完遂」するかイランが合意するかのいずれかだと主張。軍事行動を再開する場合は「非常に厳しい攻撃」になると警告した。

 イラン国営テレビによると、バガイ外務省報道官は20日、仲介国パキスタンを通じて対米交渉を続けていると述べた。イスラエルの攻撃を受けるレバノンを含む「あらゆる戦線」での戦闘終結や、イランの凍結資産解除などを求めていくと説明。事実上の封鎖を続けるホルムズ海峡では、ペルシャ湾岸諸国とともに「安全な通航のための国際的な枠組み」づくりを模索しているとした。