ルビオ米国務長官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】ルビオ米国務長官は21日、イランが事実上封鎖するエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡での通航料徴収は「世界に対する脅威」だと述べ、認められないと改めて強調した。イランが徴収の権利を主張し続ければ、戦闘終結に向けた合意は「実現不可能になる」と警告した。南部フロリダ州で記者団の質問に答えた。

 トランプ大統領もイランの通航料徴収を「望んでいない」とホワイトハウスで記者団に話した。

 ロイター通信によると、イラン高官は21日、米国との隔たりは縮まったが、ウラン濃縮とホルムズ海峡の管理を巡り膠着していると述べた。イラン側は通航料徴収を正当な権利と主張している。

 イラン革命防衛隊は21日、石油タンカーやコンテナ船など同隊と調整した31隻が20日以降、ホルムズ海峡を通過したと発表した。イランは海峡の実効支配を強め、対米交渉の駆け引き材料にする狙いとみられる。

 ルビオ氏は米イラン交渉の仲介国パキスタンの当局者が21日、イランの首都テヘランを訪れると説明した。