之定の太刀を見ようと、刀剣展示室を訪れる来場者=関市南春日町、関鍛冶伝承館

 ゴールデンウイーク初日の29日、岐阜県内は全域で雨が降り肌寒い一日となったが、新型コロナウイルス下の大型連休としては初めて行動制限がないこともあり、可児市のぎふワールド・ローズガーデンや岐阜・滋賀県境の伊吹山ドライブウェイに加え、関市の関鍛冶伝承館など屋内施設も家族連れらの姿が見られた。

 関市南春日町の市観光施設「関鍛冶伝承館」では、関鍛冶を代表する二代和泉守兼定作の太刀の展示が29日から始まり、刀剣ファンが名刀の美しさを堪能した。

 二代兼定は、刀の銘切りを「之」と刻んだことから「之定(のさだ)」の通称で知られ、日本刀好きな「刀剣女子」にも人気がある。市は開館20周年の目玉展示として昨年度に970万円で太刀を購入。10月9日まで展示する。

 初日は、開館前から来場者が数人集まり、開館と同時に太刀のある刀剣展示室や企画展を見て回った。土岐市に住む刀剣好きの30代の女性は「大型連休の初日なら人が少ないと思って来た。之定の太刀はきれいだった」と話した。