12日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続伸した。終値は前日比1802円77銭高の6万6020円04銭。終値で1週間ぶりに6万6000円を付けた。米国とイランの戦闘終結へ期待感が広がり、投資家の心理を支えた。前日の米国株式市場で人工知能(AI)や半導体の関連銘柄が買われて東京市場にも波及した。

 朝方は上げ幅が一時2800円超となり、6万7000円台を回復する場面もあった。買いが一巡した後は過熱感を警戒した売りが出て、上げ幅が縮小した。東証株価指数(TOPIX)は51・61ポイント高の3881・96。出来高は27億5012万株だった。

 トランプ米大統領は11日に交流サイト(SNS)でイランへの攻撃を中止したと表明。協議内容について「イラン指導部の最高レベルが承認した」と主張し、早ければ13日にも覚書に署名できる可能性があるという。ホルムズ海峡開放への期待から原油価格が下落し、素材や鉄鋼など割安感の出た製造業も買われた。