原口アヤ子さんとの面会後に記者会見する鴨志田祐美弁護士=14日午後、鹿児島県

 鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで服役し、第5次再審請求が審理中の原口アヤ子さんが15日で99歳となるのを前に、弁護団が14日、県内の入所先施設を訪れ、再審公判を念頭に「必ず法廷に立とう」と激励した。面会した弁護団共同代表の鴨志田祐美弁護士は取材に「満面の笑みで迎えてくれた」と喜んだ。

 原口さんは元夫らと共謀して義理の弟を殺害した罪に問われ、当初から関与を否定したが、懲役10年の判決が確定。第1次と第3次の請求で再審開始決定が出た後、上級審で覆った。

 再審制度見直しに向けた刑事訴訟法改正案は12日に衆院法務委員会で可決したばかり。