片山さつき財務相は23日、財務省内で記者団の取材に応じ、22日夜にベセント米財務長官とオンラインで会談したと明らかにした。円安ドル高傾向が続く金融市場を巡る動向やイラン情勢などについて意見交換した。最先端人工知能(AI)についても協議した。
為替介入を巡って、片山氏は2025年9月に公表した日米財務相共同声明に基づき「必要であれば断固たる措置を取ると合意している。全く揺るぎはない」と強調した。日米間の「認識は非常に近い」とも述べた。
23日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=161円台後半を付けた。政府、日銀は4月下旬からの1カ月間に総額11兆円を超える円買いドル売り介入に踏み切ったが、既に為替介入前の水準よりも円が売られている。足元の為替動向については「全く申し上げることはない」と語った。
最先端AIを巡っては、米アンソロピックの「クロード・ミュトス」など高性能AIはシステムの脆弱性を見つける能力に優れている。サイバー攻撃に悪用される恐れが高まっており、日米で対応を迫られている。







