リニア中央新幹線静岡工区の早期着工を目指すJR東海の丹羽俊介社長は1日、5〜6月に静岡市や大井川周辺8市2町で開いた住民説明会の結果を報告するため、静岡県庁で鈴木康友知事と面会した。鈴木氏は着工容認の条件に住民への丁寧な説明を挙げており、報告を踏まえ、容認に向けた最終判断に入るとみられる。

 工事を巡っては、大井川の流量減少への対策が重要な課題となっている。同社は水資源や生態系に関する環境保全策について説明会を計22回実施し、6月22日に終えた。

 鈴木氏は6月の県議会で、着工に関し「私自身の判断は7月7日に説明したい」と言及。県条例や河川法などに基づく同社の法令上の手続き状況も考慮し、判断するとしている。