地域活性化のヒントを探ろうと昨年8月に開かれた「地域ラボ・高山」のトークイベント=高山市内

 地域社会や地元産業を支える人材を育てる目的で、県内のほぼ全ての大学や短期大などの高等教育機関と県、自治体、産業界が連携し、大学のない地域で講義を行う「サテライトキャンパス構想」を進めている。県内では高等教育機関が南西部に偏在。特に若い世代が質の高い教育に触れる機会を増やすことで地元進学を後押しし、将来は地元企業への就職につなげる狙いもある。関係者は2028年度の本格展開を目指し、文部科学省の補助事業に申請して準備を急いでいる。

 高等教育機関のサテライトキャンパスの候補地は、大学などが少ない高山、中津川、郡上、下呂と岐阜の5市を予定。各市が公共施設や高校の空き教室などを活用して設置する。大学などが講師を派遣し、得意分野や地域の課題に合わせ、小中学生から大人まで幅広い層を対象に講義を行う。

 併せて高校や大学の“改革”も探る。高校在学中に...