米FRBの建物=6月8日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は15日、人工知能(AI)関連の活発な投資が物価動向に与える影響に関して「価格の一時的な変化は必ずしもインフレ的とは言えない」との見解を示しつつ、FRBとして注視する姿勢を示した。議会上院銀行住宅都市委員会での議会証言に臨み、質問に答えた。

 半導体価格の上昇など需要面での影響が既に出ていると説明し「今後12カ月で物価は上昇すると思う」と言及。その一方で、生産性の向上といった供給側の対応も予想されるため、物価上昇が続くインフレ状況となるかどうかは「FRBとして検討していく」と慎重な立場を崩さなかった。