千葉県船橋市の無信号横断歩道で実施したRRFBの1年間の実証実験結果と、市内24か所の無信号横断歩道で導入を進める愛知県豊田市の取組を報告し、今後の制度・技術・運用上の課題を産官学で議論
公益財団法人 国際交通安全学会(IATSS)は、2026年8月7日(金)、日本大学理工学部にてシンポジウム「無信号横断歩道における閃光式注意喚起型施設(RRFB)の普及にむけて」をハイブリッド形式で開催いたします。 (RRFB:Rectangular Rapid Flashing Beacons)
▼ 詳細・お申し込みはこちら(国際交通安全学会 公式サイト)
https://www.iatss.or.jp/event/sympo/RRFB_.html
無信号横断歩道での車両の一時停止率は改善傾向にあるものの、依然として約4割の車両が停止していません。北米でも、無信号横断歩道で運転者が歩行者に道を譲らないことが課題となり、その対策の一つとして開発されたRRFBが広く導入されています。RRFBは、歩行者の押ボタン操作などに連動してLEDが点滅し、運転者に横断者の存在を知らせる交通安全施設です。本シンポジウムでは、千葉県船橋市で実施した1年間の実証実験結果と、愛知県豊田市で導入を進める取組を報告し、日本での普及に向けた課題を議論します。

千葉県船橋市の実証実験時のRRFBイメージ
■ シンポジウムの3大ポイント
1.【船橋市社会実験】 1年間の縦断調査による譲り率の変化を検証RRFB設置に伴い、車両の譲り率が43.4%から62.4%へ向上したデータを報告。ライト消灯時(非閃光時)における装置の設置自体がドライバーに与える底上げ効果についても考察。
2.【豊田市】市内24か所の設置状況と運用の改善プロセス
押しボタン式標識の導入による一時停止率の向上実績(朝平均27.6%→52.5%)を共有。市民の要望に応じた文字電光表示板の追加など、具体的な運用改善の経緯を報告。
3.【産官学パネルディスカッション】社会実装に向けた制度的・技術的課題の議論
設置・管理の主体(自治体と警察)の役割分担や協議プロセスを共有。各地で異なるデバイス仕様の標準化等について議論。
▼ 詳細・お申し込みはこちら(国際交通安全学会 公式サイト)
https://www.iatss.or.jp/event/sympo/RRFB_.html
■ 開催概要

シンポジウム「無信号横断歩道における閃光式注意喚起型施設(RRFB)の普及にむけて」案内チラシ
・日時:2026年8月7日(金) 13:30~16:20
・会場:日本大学理工学部 タワースコラ 1階 S101(対面&Zoom配信のハイブリッド形式)
・対象:行政・警察関係者、交通安全・都市計画の実務者、交通安全施設メーカー、一般の皆さま
・参加費:無料
▼ 詳細・お申し込みはこちら(国際交通安全学会 公式サイト)
https://www.iatss.or.jp/event/sympo/RRFB_.html
■ プログラム
・13:30~13:40 開会挨拶:小早川 悟 (日本大学理工学部 教授)・13:40~14:05 講演1.:「千葉県船橋市におけるRRFB実証実験の報告」
吉村 暢洋(日本大学理工学部 非常勤講師)
・14:05~14:30 講演2.:「愛知県豊田市で導入されているRRFBの設置経緯とその状況について」
福岡 慶祐(豊田市 地域活躍部 交通安全防犯課 副課長)
・14:30~14:45 休憩
・14:45~16:15 パネルディスカッション:「普及にむけての課題」
【司会】小早川 悟(日本大学理工学部 教授)
【パネラー】
寺内 義典(国士舘大学 理工学部 教授)
吉村 暢洋(日本大学 理工学部 非常勤講師)
福岡 慶祐(豊田市 地域活躍部 交通安全防犯課 副課長)
椎名 啓雄(株式会社交通運用エンジニアリング 技監)
土岐 道広(JAF 本部交通環境部調査研究課 課長)
・16:15~16:20 閉会挨拶:小早川 悟 (日本大学理工学部 教授)
▼ 詳細・お申し込みはこちら(国際交通安全学会 公式サイト)
https://www.iatss.or.jp/event/sympo/RRFB_.html
■ 主催者概要
・名称:公益財団法人 国際交通安全学会・目的:理想的な交通社会の実現に寄与する
・設立:1974年9月
・会長:武内 和彦((公財)地球環境戦略研究機関(IGES)理事長・東京大学特任教授)
・所在地:東京都中央区八重洲2-1-1YANMAR TOKYO 6F
・電話番号/FAX番号:03-3273-7884/03-3272-7054
・公式サイトURL:http://www.iatss.or.jp
・事業内容:
(1)交通及びその安全に関する調査研究
(2)交通及びその安全に関する研究会の開催
(3)交通及びその安全に関する情報、資料及び文献の収集及び発行
(4)交通及びその安全に関する調査研究、教育その他の活動に対する褒賞及び助成
(5)諸外国における理想的な交通社会実現に向けた研修
■ 沿革・設立の背景

当学会を設立した本田宗一郎氏(左)と藤澤武夫氏(右)
Honda創業者の本田宗一郎と藤澤武夫は創業間もないころから、社会の中でバイクやクルマといった交通手段はどうあるべきかを問い続けてきました。とりわけ安全面については、ハード(製品)とソフト(教育)の両面から積極的なアプローチが必要と認識。さらに、一企業内ではなく社会全体で、深く、広く、交通問題に取り組み解決することを目指し、社長と副社長を退任後の1974年に当学会を設立しました。
当学会は日本初の交通分野の学際研究機関として、交通や安全工学をはじめ、心理学や教育学、通信工学、経済学、文化人類学などの研究者、さらにはジャーナリスト、漫画家など多岐にわたる会員により活動を開始。自由闊達な議論のもと、社会における自動車の在り方、交通社会の現状と将来の在り方をテーマに調査研究を始めました。
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